◇文若からの書簡


この度の報せを受けた時は、肝の縮む思いがした。
丞相よりお前の無事を聞き、ようやく安堵したところだ。
怪我はないか? 食事や睡眠は、ちゃんととれているのか?
……心配をする以外、何もできず、すまない。
お前が無事であることを、心から祈っている。
何よりも、まずは身体を大事にして欲しい。
無理をせねばならないときも、時にはあるだろうが……、
それでも、無理のし過ぎだけは気をつけろ。
都での仕事に区切りをつけたら、必ずお前に会いにゆく。
離れていても、私の心は、いつもお前と共にある。


文若